Kino_ko’s diary

統合失調症の30代後半の女です。精神障害者の社会参加について主に書いていきたいです。

精神疾患のある方にオススメの趣味

ずばり家庭菜園です。

精神疾患のある方の趣味としてこれ以上のものが今のところ見つかっておりません(個人的に)。

理由として、まず精神疾患のある方は収入が減る傾向にあると思います。

家庭菜園はコスパ最強です。

低予算で楽しめて収穫した野菜を食べれますので、野菜をスーパーで買うより、もとがとれるかもしれません。

第二に、日光に当たれて軽い作業が身体にいいです。日光はビタミンDを生成してくれて、ビタミンDはうつに効果があるという研究結果もでています。

第三に、よく散歩がいいと言われますが散歩って正直ハードルが高くないですか?

外を歩くわけですから身支度して身なりを整えなければならない。具合悪そうに外を歩くのも人目が気になる。お庭やベランダでちょこちょこ作業するくらいなら身なりをそんなに気にする必要ないというのは個人的にはハードルが低いです。

特に経済的な問題って切実だと思います。体調よくないのに家計のために無理をして働いている方も多いと思うので、コストパフォーマンスのよい家庭菜園は最強です。

私は今年の夏は、ゴーヤー、なす、きゅうり、オクラ、ピーマン、ししとうミニトマトなどを育てて豊作でした。特段大変な手入れや知識もいりません。

自分で作ったゴーヤーでゴーヤーチャンプルーにしたりとても楽しいです。

野菜の知識もだんだんついてきて勉強にもなります。

興味のある方は、気軽な気持ちで始めてみてください。

 

人生最大の失敗

最近体調が優れないせいもあり建設的な記事が書けず、申し訳ありません。

20代の頃、精神疾患になりその原因をずっと考え、自分の考え方の歪みや心の弱さに原因があるのではないかと考えました。

そして、あえて自分に合わない職場に入り心を鍛えようなどと思ってしまったのです。

その結果、閉鎖病棟で身体拘束になるまで体調が悪化しました。

人が足りない職場でハードワークだったので、通院も中断してしまったのが悪化の一番の要因だと思います。

生身の人間、出来ることには限界があります。

体調が悪化してから生活にかなりの制限が出来てしまいました。

みなさんは私のように愚かではないと思いますが、どうか「これ以上は危ない」と感じたときは自分の感覚を信じて休んでもらいたいです。

一度悪化してしまうと治すのがとても大変です。

頑張ることは美徳ですが、健康を損なってはよくありません。

一生背負います。

健康を損なうくらいなら怠けてると思われても休んでいいと思います。

背負っていくのは本人ですから。

どうか頑張りすぎず、ご自愛ください。

【コラム】人間関係での心の保ち方

私は人の嫌がる事をするタイプではないと思うのですが、人間関係は苦手です。一番のストレスです。他の事は分析と努力を重ねればなんとか出来るようになりますが、人間関係だけは色んな人がいて難しい。

そこをどう乗り越えるかが社会復帰の鍵になる気がします。

威圧的な人もいれば合わない人も嫌ってくる人もいる。それに対処する能力の欠如です。

結局自分の心に余裕がなかったり、自分の心一つでもっと楽にできるんじゃないかなぁと。

相手の人が変な人だから、とか相手に焦点を当てていてはダメなのではないかと思いました。

自分がどうするか、ここをこれから考えていかないといけないと思いました。

私が自立を強く望む理由

本題からは少しそれてしまいますが、大事な内容なので書かせていただきます。 

 

自立を希望する理由として、まず、家族との関係性があげられます。

サポートしてもらっている手前、両親のサポートの方向性が私を苦しめていたとしても、心配してるからこその行動だったりするので、「息苦しい」と言えないのです。

その息苦しさからパニックになり入院になったこともつい最近の出来事です。

なので家族と距離を保つためにも、一人暮らしをできるくらいの稼ぎと安定した雇用が必要です。

また、私には発達障害の兄がいます。

精神障害の当事者であり、障害をもつ家族がいるという立場です。

なので、当事者と家族、その両方の気持ちが分かってしまうのです。

発達障害の兄がその特性故、社会に適合できず挫折し、絶望している姿も見てきましたし、またその特性からくる言動と分かっていてもイライラしたり疲れてしまうこともあります。

障害のある子供を2人持つ両親も並大抵の苦労じゃないはずです。

なので、「自分が少し自由にできて安らげる居場所をつくりたい」「両親を私から解放させてあげたい」というのが自立の大きな目的です。

また、「自分が社会の役に立っていると思いたい」という想いも社会参加したいという気持ちを駆り立てます。

家族との関係性に悩んでいる障害者当事者と家族はたくさんいると感じています。

なので、障害者が社会参加し、自立するというのはとても大事なことだと思っています。

 

 

 

障害者の社会参加問題を書こうと思った経緯

まずは自己紹介から。

私は21歳くらいで統合失調症になり、そこからずっと闘病生活をしている30代後半の女です。

障害者認定されると色々な福祉サービスが受けられ、サポートしてくれることで助けられていることがたくさんあり生活はできます。

しかし、働くとなると並大抵の苦労じゃありません。そこの抜け穴について綴っていければと思っております。

障害者の社会参加は生活の質をあげ、生きがいをもたらしてくれるという考えが根底にあります。

サポートされるだけでなく、なるべく自力で生きていく。

そうやって生きていきたい障害者もいます。

また、この少子高齢化の時代、障害者が働ける仕組みがあることが大事だと考えています。

つまり働く意欲のある障害者はうまく活用するのは社会全体にもプラスに働くと思っています。

障害者の中でも、精神障害に焦点をあてて書いています。

よろしくお願いします。