Kino_ko’s diary

統合失調症の30代後半の女です。精神障害者の社会参加について主に書いていきたいです。

精神障害者も努力した方がいいと思う理由

前回の記事「障害者同士だってわかり合えない」のコメントで、「向上心のある精神障害者も痛々しいですよ」とのコメントがありました。このコメントについては、敵意と憎悪のみで書かれたコメントと判断しましたので削除しました。

が、しかし、書き方も少し良くなかった点や、補足する点もあると思ったので補足したいと思い書かせていただきます。

 

私自身が精神障害者として生きていて、世の中は精神障害者に優しくはできていない。というのは実感しています。むしろ厳しい。

障害者になってから全てオープンにて数か所仕事もしましたが、「障害があって大変だよね」みたい事はありませんし、体調不良で休みでもしたら文句を言われたりしていて、かなり大変ではありました。

 

だとしたらどうしたら障害を持っていてもより生きやすくできるかを考えて行動するしかないと思うのです。

世の中が勝手に自分が生きやすいシステムに変えてくれることはないのです。

だとしたら自分で知恵を絞って考えるしかない。

そこで大事だと思うのは、「できないことは多いけれども頑張ってるよね」って思ってもらえるような姿勢はみせていかないといけないと思いました。

自分発信でこういう条件であればちゃんと働けるとか、示していくのです。

まだ利用したことがないので分かりませんが、話を聞く限り障害者雇用であれば配慮はしてもらえるみたいです。

生活費に関しても、全て自分で賄うことはできないけど、できる分だけは自分で稼ごうとかそういう姿勢を見せていくことでしか、障害者に対する風当たりを変えていくことはできないのではないかな。

働くことが難しいなら近所のゴミ拾いをするとかでもいいような気もしますし、私の場合は世の中の仕組みについてきちんと勉強していくことや、できる社会貢献としてヘアドネーションのためにかれこれ2年半くらい髪の毛を伸ばしていて、バッサリとショートにすればそれなりの長さが寄付できると思います。

精神障害を持っていてもできることはあるはず。

同じ状況であれば頑張ってない人と頑張っている人、頑張っている人の方を応援したいと思うのが人間の心理ではないでしょうか。

障害者当事者の現状を変えることができるのは当事者自身ではないのかな。

精神障がい者が一般の方と対等の立場で生活できるような社会になることを望んでいますが、綺麗事でしょうか。