Kino_ko’s diary

統合失調症の30代後半の女です。精神障害者の社会参加について主に書いていきたいです。

私が自立を強く望む理由

本題からは少しそれてしまいますが、大事な内容なので書かせていただきます。 

 

自立を希望する理由として、まず、家族との関係性があげられます。

サポートしてもらっている手前、両親のサポートの方向性が私を苦しめていたとしても、心配してるからこその行動だったりするので、「息苦しい」と言えないのです。

その息苦しさからパニックになり入院になったこともつい最近の出来事です。

なので家族と距離を保つためにも、一人暮らしをできるくらいの稼ぎと安定した雇用が必要です。

また、私には発達障害の兄がいます。

精神障害の当事者であり、障害をもつ家族がいるという立場です。

なので、当事者と家族、その両方の気持ちが分かってしまうのです。

発達障害の兄がその特性故、社会に適合できず挫折し、絶望している姿も見てきましたし、またその特性からくる言動と分かっていてもイライラしたり疲れてしまうこともあります。

障害のある子供を2人持つ両親も並大抵の苦労じゃないはずです。

なので、「自分が少し自由にできて安らげる居場所をつくりたい」「両親を私から解放させてあげたい」というのが自立の大きな目的です。

また、「自分が社会の役に立っていると思いたい」という想いも社会参加したいという気持ちを駆り立てます。

家族との関係性に悩んでいる障害者当事者と家族はたくさんいると感じています。

なので、障害者が社会参加し、自立するというのはとても大事なことだと思っています。